鉄道サラリーマンの銘柄考察

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世界シェアトップ複数保有!「8035:東京エレクトロン」はどんな企業?【銘柄考察】

初稿 2024年5月11日

デザイン修正 2024年6月8日

 本ブログの最初の記事は、昨日5月10日に決算発表(決算ページ)があった東京エレクトロンについてです!株や半導体に詳しい人にとっては有名企業だと思いますが、そうでない方にとっては初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか?(私も、株を始めてから知ったうちの1人です。。。)

 それでは、どんな企業なのか、株価や配当などについて考察していきましょう!

 

 

1.東京エレクトロンは何の企業?

 東京エレクトロンは、ずばり半導体製造装置のメーカーです!半導体製造装置といわれてもピンと来ないですが、ざっくり半導体を作る機械を作ってる会社だと理解すれば良いです。

 半導体は、スマホやPCあるいは車など身の回りの電気が通ったものにはたくさん使われていますが、ちょっと複雑なもののようで、その需要の多さと相まって関係する企業がたくさんあります。       また、製品の中には、各分野における世界シェア1位のものが複数あるなど、優れた技術力を持つ企業と言えるでしょう。

 

2.2023年度決算と2024年度の見通し

 ここからは、決算と見通しについて見ていきます。

 2024年3月期の決算はおよそ1.8兆円(昨年度は2.2兆円)の売上高、最終利益は3,639億円(同4,715億円)と昨年度と比べると減収減益となっています。これは、半導体そのものの需要が昨年度比で低調であったことが原因のようです。どんなものにもないことはないのですが、半導体は特に需要の波がある製品のようなので、単年度で減収減益となってしまう年があるのは仕方ない事かもしれません。

 2025年3月期の見通しは、一転して増収増益となっています。需要の波については先述の通りですが、売上高がほぼ同じの2023年3月期と比べて利益面が改善している点は東京エレクトロンの経営努力が出ているようです。

 

3.現在の株価と指標

 株価と各指標は次の通りです。

 1株35,000円となると、100株で350万円…。欲しくてもなかなか1単元で買うのは難しいですね。最近は、1株単位で買うことも簡単なので、気になる方はチェックしてみてください。

 PERは36.4倍とプライム市場平均が約20倍であることを踏まえれば、株式市場からは一定評価されている銘柄であると言えそうです。配当金利回りは1.4%なので、まずまずというところでしょうか。

 

4.まとめ

 東京エレクトロンについて見てきましたがいかがでしたでしょうか。

 鉄道サラリーマンとしては、半導体製造装置というなじみのない業界ではありますが、世界シェア1位の製品を複数持つという技術面の強みが魅力的で、実は数株ほど保有している銘柄です。

 また、投資対象としてみると成長性と配当のバランスが取れた銘柄だと言えるでしょう。執筆現在は1.4%の配当利回りですが、配当性向に合わせて配当金額を決定している銘柄なので、業績が伸びれば増配となるため長期の保有により高利回りを期待できるかもしれません。

 

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(※本記事は掲載銘柄への投資を推奨するものではありません。一切の投資については、自己責任でお願いいたします。)