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【新NISA】サラリーマンに最適な投資先や投資方法【投資考察】

2024年5月18日

 お疲れ様です、鉄サラです。土曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。今日は、投資家、特にサラリーマン投資家には必ず活用して欲しい、新NISA制度の最適解について考察していきます。この記事は、約5分で読み終わる内容です。】

 

 

1.新NISA制度とは

 新NISA制度とは、正式名称を少額投資非課税制度と言い、一定の投資額や条件の範囲で株などの売却益や配当金が非課税になる制度のことです。通常、約20%の税金がかかりますがこれが掛からないという、大変お得な制度でこれを活用しない手はありませんね!ただし、極々小さなものではありますが、注意点もありますので、最後まで読んでチェックしてみてください。

 また、NISA制度自体は、2014年に制度が開始されているのですが、改正があり今年からは新制度となっています。ですので、よく聞く「新」NISAというのは、NISA制度の中でも、この今年から始まった制度を指しています。

(引用:金融庁Webページより)

 具体な内容について、金融庁のHPより引用してきました。表に記載の通り、新NISA制度では、つみたて投資枠と成長投資枠合計で1,800万円まで、1年間では360万円まで非課税での投資が可能です。もちろん、これ以下の金額であればOKなので、例えば月1万円でも大丈夫です。むしろ、年間360万円も投資できる人のほうが珍しいでしょう。

 投資対象は、つみたて投資枠では金融庁の基準を満たす投資信託に限られますが、成長投資枠では、一部を除き上場株式や投資信託など幅広く選択することが可能です。1,800万円の総投資枠のうち、成長投資枠は1,200万円が上限ですが、つみたて投資枠なら1,800万円全額使い切ることができるため、無理に選択肢を広げ基準を満たすいわば金融庁お墨付きの投資信託をコツコツ積み立てるというのも良い判断だと思います。

 また、非課税投資機関が2024年からの新制度では、無制限となりました。これまでは20年が最長でしたが、無制限となった事で、非課税期間終了後のことを考える必要がなくなり、より投資しやすくなりました。

 最後に、新NISA制度のデメリットについて。それは損益通算ができないということです。損益通算というのは、大まかにいうと、株の複数の取引により、利益と損失の両方が発生した場合、その金額を相殺し最終的に残った利益を算出しその金額に対して税金が発生するというものです。しかし、NISA口座で仮に損失が発生しても、特定口座や一般口座(注)の利益と相殺することができません。ですから、損失が発生した場合においては、通算し税負担の軽減が無い分だけ、NISA口座では実質的な損失の負担額が大きくなるということになります。(注:NISA口座の利益はそもそも非課税なので、相殺という概念がない。)

 

2.鉄サラの答え①

 それで、結局何にどうやって投資するのが良いの?、ということについて、鉄サラの答えの1つ目です!新NISA制度を活用した投資の最適解は、クレジットカードで全世界株式または米国株式の指数に連動する投資信託を積立購入することです。具体的な証券会社、クレジットカード、投資信託の銘柄については、好きなもので大丈夫です。突き詰めれば優劣がありますが、いま使っている証券口座やクレジットカードから苦労して乗り換えるほどの差はないでしょう。参考までに、鉄サラはSBI証券で、三井住友カードゴールドnlを使ってeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を中心につみたて投資枠で投資しています。

(鉄サラ作成)

 この方法はつまり、クレジットカードを介してポイント還元をしっかりと受けながら、長期的に上昇が見込める指数に毎月コンスタントに投資するということです。過去の実績から見て、こうすることで長期(5年、10年単位)でみれば、損失が発生する確率は低く、利益が出る確率が高いでしょう。

 

3.鉄サラの答え②

 答えが2つもあるの?ということなんですが、①を着実に実践できる方はそれが最適です。この、②はそれが続けられなくなった人や淡々と積み立てるという単調さに耐えられない人向けの最適解です。それは、①にプラスして日本の個別株を成長投資枠で少しずつ分散して購入することです。株価の成長狙い、配当金狙いどちらも良いでしょう。優待狙いは、非課税の恩恵がありませんので、旨味が小さいですが悪くはないです。ただし、指数を上回るリターンを得るというのは難しく、最適解という観点からは、あくまで少しだけにしてください。もし投資資金に余裕があるという方で個別株に投資したい方は、初めから特定口座での購入をお勧めします。

 なぜこんな答えに行きついたかというと、新NISAで重要なことはとにかく投資を続けることだからです。どの長期投資にも共通することですが、短期的に株価が下がったときにショックで売って投資をやめにしてしまうと、大きな損失で終わるケースが多いです。ですので、少しリターンを犠牲にしてでも、モチベーション維持のために少しだけ楽しめる投資を混ぜると良いと考えています。

 

4.まとめ

 新NISAについて、いかがだったでしょうか。もちろん考え方は、たくさんあると思いますが、参考の1つとしてもらえれば鉄サラは満足です!また、証券会社やクレジットカード、投資信託銘柄の詳細比較記事など、読みたい記事があればぜひぜひコメントしてみてください。新NISA制度を活用して、みんなで少しずつお金持ちになれると嬉しいです。

 

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(※本記事は掲載銘柄への投資を推奨するものではありません。一切の投資については、自己責任でお願いいたします。)