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S&P500最高値更新!「米CPI」(2024年4月)発表【投資ニュース】

2024年5月16日

 お疲れ様です、鉄サラです。今日見ていくのは、日本時間で昨日午後9時30分に発表されたアメリカの消費者物価指数(米CPI)についてです!

 また、米CPIの発表を受けて、為替や株も変動があったので、そちらも一緒に見ていきます。この記事は、約3分で読み終わる内容です。】

 

 

1.5月15日発表、2024年4月米CPI

 では早速ですが、2024年4月米CPIは…前年比+3.4%でした!今年の1月からの推移は、3.1%→3.2%→3.5%→3.4%となりました。ほぼ横ばいですが、わずかながら前月を下回っています

 事前の予想値は+3.4%で、結果とぴったり一致していましたのでサプライズはありませんでした。とはいえ、昨年12月から0.1~0.2%ではあるものの予想を上回る数値となっていましたので、市場に広がった安心感は小さくないようで為替と株はしっかり反応していました。

 

2.ドル円とS&P500

 まずはドル円です。

(鉄サラ作成)

 直近1か月ほど、終値ベースでの推移です。発表前日の5月14日の終値は156.4円ほどでしたが、発表後5月15日はおよそ1.5円円高の154.9円ほどで終値を付けました。事前予想通りの数値でこれだけ値動きがあるということからも、よほどの警戒感だったということがわかります。なお、同時刻には米小売売上高の発表がありましたが、こちらも軟化しており、CPIと揃って利下げを誘う形となったことも円高に影響しているでしょう。

 少し話題がそれますが、改めてみると、値動きの激しい1か月間ですね。M字を描いて大きく下落しているあたり、4月29日と5月2日の2回にわたり政府の為替介入があったと考えられています。鉄サラとしては、あまりに値動きが激しいと一喜一憂してしまうので、落ち着いた相場が嬉しいのですが…。

 

 続いて、S&P500です。

(鉄サラ作成)

 綺麗な右肩上がりとなっています。こちらも、米CPI発表後は安心感からか、一段と値を上げて最高値更新となりました!為替の影響があるとはいえ、これだけ堅調に上がってくれているととっても頼もしいです。2023年後半は4,500ポイント前後を行ったり来たりといった具合でしたが、今年に入って好調を維持しています。どこかで必ず調整は入ると思うので、余り浮かれすぎず、コツコツ投資していくのが吉、といったところではないでしょうか。

 

3.最後に

 CPI無事に通過といったところでしょうか。この指標が落ち着いてこないことには、利下げができず、日米金利差が縮まらず円が安いままとなってしまいますので、早く落ち着くことを願っています。最も、円安・円高は一長一短ありますし、必ずしも円安が悪というわけではないのですが。

 記事では触れませんでしたが、米国相場を引き継ぎ今日は日本株もしっかり上がってくれました。日経(+1.39%)に対しTOPIX(+0.24%)がいまいち奮わないのが気がかりですが。決算シーズンも終わり、明日からの相場の方向感は検討もつかない鉄サラですが、持ち株を売る気もないのですが、あまり気を張らずに引き続き相場をチェックしていきます。

 

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(※本記事は掲載銘柄への投資を推奨するものではありません。一切の投資については、自己責任でお願いいたします。)